鈴木姓発祥の地、鈴木屋敷保存修理・復元完成(2023年3月30日)藤白神社と共に動画作成
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鈴木屋敷について
藤白王子は王子社の中でも特に重要視されていた五躰王子の一つ。藤白の鈴木氏は平安時代の終わりころ、熊野からこの地に移り住み、上皇様などの熊野参詣の際の接待などを行ったと伝わっています。その後も鈴木氏は藤白王子社の管理を行うなど深い繋がりを持っていました。
鈴木屋敷は、1969㎡の敷地に座敷棟・玄関棟などからなる建物と池泉庭園、前庭から構成されています。建物の一部は江戸時代の後期に建てられたもので、池泉庭園は室町時代末期と考えられています。江戸時代の『紀伊国名所図会』に描かれた敷地内の配置や建物の様子は大きな改変を受けることなく現在に受け継がれています。(鈴木屋敷パンフレットより)